頼れるキャッチャー袴田浩(ひろし)
作中の彼について確認していきます。
■袴田浩登場
作中で最も達観している男、袴田
彼は周りよりも成長が遅く、身長は低い
だが、達観視の能力は誰よりも高い
Aチーム(レギュラー)の連中は
俺ら1年とは体つきが違う
中学の3年間は一番身長が成長する時期だ
1年と3年じゃ大人と子供の違いがある、今はかなわなくて当然
体が出来上がってない1年は、1,2年後に結果を出すために練習するんだと
得意げな感じで石浜に語っていた
しかし、静央シニアのメンバーは75人ほど
うち紅白戦にレギュラーとして出場できるのは18人
袴田はこの小さな体の状態でBチームのショートに抜擢されていたのです
ですから、レギュラーにはわずかに届かなくとも、公式戦にベンチメンバーとして
出場する確率はかなり高かったことを忘れてはいけない
ショートに抜擢されるぐらいだから、守備力は相当あるということだ
だが、野田がBチームのショートに入ることになったので
袴田はBチームのキャッチャーとして出場することになる
●キャッチャーは怪我する確率が高いからいやなんだよ
※試合にでるために我慢する袴田
■袴田流 キャッチング理論
Bチームのレギュラー捕手になった袴田は自らの理論を展開
初球は外角低め(アウトロー)これがピッチングの基本だ
安打にされる確率最も低いからな、このコースでストライクを狙いつつ様子を見る
そう相手は考える
だから、俺はあえて真逆、最も危険な内角高めでせめていく
俺のリードはセオリーに捉われないぜ と
自信満々なリードを取ります
しかし、タイヤトレーニングで足腰を強化しまくった水嶋は
軽くヒッティング、真芯でとらえすぎたために
逆にファールになった
これにきもをひやした袴田
水嶋は体がきれまくって調子こいてる
ならば、ストライクからボールへ低く外すのだ!!
木村のカーブをボールエリアに投げさせる
ボール球に予定通りくいついてくる水嶋
1アウトあざまーっす と思われたが足腰が強くなった水嶋は
どんな球でも対応できるほどのヒットゾーンを得ていた
というよりタイヤトレーニングすごすぎるだろ
ここまで水嶋はさいさんタイヤトレーニングのすごさを語り
おかげで大腿筋がでかくなりすぎた
そのせいでジーパンがはけなくなったぜ
とか余裕ぶっこいてました
この漫画を読んだ野球少年はタイヤトレーニングを中心に
野球の練習メニューを組んでみてほしいと思いました。
水嶋が打った打球は結局2本とも真芯
ここまで袴田流キャッチング理論は、結果オーライでしかありませんでした。
水嶋の打撃、俺の想像を超える打撃だった
ゆえにここは安全に外角低め と
マコトも考えていると仮定した袴田は連続内角高めをせめる
これはマコトにあたってしまったが
マコトは袴田がガチでせめてくることに気分をよくしていた
2番マコトの回想シーンが入り、妹キャラであることをアピールして
野球は技術でうまくなるという話が出てきて
見事マコトはヒットを打ちます
オブザーバーYOSIMIはBチームのピッチャー木村が
不安定であることを見抜き、楽してフォアボール
ワンナウトランナー1・2塁となります。
■袴田 3番キャッチャー
体が出来上がっておらず、まだ戦力にはならないと自称している袴田だが
Bチームの3番バッターを任されていた
1番センター東出、2番ライト西尾、共に先輩だと思うのだが
その先輩に対して、一度もバットを振らずに凡退するなんて
なんておろかな雑魚どもなんだ と、心の中で悪態をついていた
そんな袴田はいきなり独特な構えを見せ、YOSIMIを挑発
いかにも、俺フルスイングですよ というような態度を見せます
これはフェイク、監督が打者はフルスイングでいけと言っていたので
ポーズでフルスイングしていただけだった
袴田は2アウトだがバントでヒットを狙っていた
これはさすがのオブザーバー吉見もひっかかるかと思われたが
見透かしたように吉見はバントシフトをしいていたので
袴田の3回連続バント作戦は失敗に終わる
※3回目の打席はバスターを狙っていたのだが
織り込み済みのように3振にされるところだった
だが、鮎川が後逸したために、何とか袴田は出塁することとなる
■袴田 試合を振り返る
袴田はAチームとBチームの試合を振り返っていた
袴田
「初回だよなぁー あれさえなければなぁ」※鮎川兄の3ランホームラン
と言っていたが、あれがなかったとしても
ぎりぎり引き分け、延長
ブンゴがなけている以上、エクスプロウシブなんちゃらがこないかぎり
Bチームに勝機はなかった
袴田はぐちを言っていたが、野田は袴田の事をかっていて
あれほどキャッチングがうまくできるとはな
お前希望ポジション替えたほうがいいぜ
俺がいるかぎり、お前はショートで試合にでれないし
と言っていた ※最後は余計
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