修羅の門、ボクシング
ヘビィ級統一トーナメントの序章を確認していきます
■修羅の門、ボクシングへビィ級統一トーナメント
ヒューズ家のお嬢様を暴漢から救った陸奥は
コネを掴み取り
世界ヘビィ級王座統一トーナメントに
8番目の男として参戦することが決定した
1回戦の相手は8人目ということで
シードのマイケル・アーロンも考えられたが
相手はWBCの世界チャンピオン
いきなりタイトルマッチというわけにもいかなかったので
ノーランカーのリック・ガンフォードとの対戦が決定した
リック・ガンフォードは白人の期待の星で
私は白人種の優性を証明したい
ゆえにボクシングのへビィ級を戦っている
これは挑戦ではなく証明の闘いなのだ
そういいきるほどの自信家だ
そんなガンフォードさんは陸奥に対して
私はカラードが嫌いだ、特に東洋人はな
私の父親は戦争でベトナム人に殺されかえらぬ人となった
だからベトナム人は嫌いだし、同様に日本人も嫌いだ
との事
戦争で死んだって事は、殺し合いをしてきたってことだ
ベトナムで死んだのはアメリカ人だけじゃない
それなのに、自分だけが悲劇の主人公を気取り
陸奥にいいたい放題言い出すリック・ガンフォードさんは
あまりにも身勝手な男です
そんな失礼きわまりない男に対しても
陸奥は非常に冷静
陸奥九十九
「リング上で・・・拳で語ってくれ・・・それだけだ・・・」
と言い残して去っていきました。
~リック・ガンフォードvs陸奥九十九戦がスタート~
序盤はガンフォードが好き勝手せめるわけですが
途中で陸奥は本領発揮
九十九
「つきあうほどの事でもない・・・な」と言い出し
いきなりボクシングスタイルを用いて
ガンフォードをせめたてます
●ジャ・・・ジャブ なんと陸奥・・・一転してボクシングスタイル
それがお前のボクシングだというなら
オレにだって出来るのだ。
ガンフォードをダウンに取る陸奥
とっととたってくれよ・・・スリップなんだろう
なんのためにガードの上からなぐったかわからなくなる
余裕綽々です
その後、まぁオレのスタイルはえんめいりゅうだから
ボクシングをやるわけにはいかない
という感じで、元のえんめいりゅうのスタイルに変更
陸奥の拳技「ふがく」を用いて
ガンフォードに大ダメージを与え
左のアッパーストレートでガンフォードをKOしました。
ガンフォードは白人の優性を証明する
この闘いは私にとっては証明にすぎない、と
大きな事をいっていましたが
プロレスの人と同じような倒され方をされてしまいました。
まぁ、一回戦の陸奥の対戦相手に選ばれた時点で
カマセである事は確定していたんですけどね
~汚い白人の審判~
「ふがく」は頭の上に拳を乗せ
そのまま攻撃する技なんですが
白人のジャッジは、リックが負けたはらいせに
「あきらかなバッディングだ 頭で突き上げている
陸奥九十九の反則負けだ」とか言い出します
白人は比較的紳士的かと思っていたのですが
修羅のモンの世界の白人は非常に下劣です
観客も試合を見ていたにもかかわらず
きたないぞ ジャップ!! モンキーゴーホームと言い立てます
特設スクリーンには、陸奥の「ふがく」のVTRは流さないし
いくらなんでもひどすぎる
ニンジャボーイ汚いみたいなノリですが
白人がまじで汚い
その後はジャージィ、ローマンという
出来たおっさんが、場を納め
何とか陸奥が1回戦進出という事になりました。
~続く~
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