修羅の門の続編になってから
ますます強くなった海堂晃
ラスト近辺で”空王”になった彼を確認していきます。
■海堂が空王になった日
~海堂vs片山右京~
陸奥の知らぬところで相対していた、海堂と片山
勝負は海堂の勝利に終わったので
陸奥と対戦するのは海堂という事になったのだが
ウォーミングアップで、海堂と片山が
デモンストレーションを見せてくれた
観戦していたギャラリーは、こいつらのスピードは型なんだろ?
でなければ、こいつらキョウシガより速い!!と言い出しました
陣雷と違ってみる目がある山田さん曰く
「いや・・・子牙より速いわけじゃない
見切りが完璧なので動きに無駄がない、だから速く見える」との事
片山は菩薩掌を繰り出すが、普通に海堂はよける
身体も心も暖まった海堂はあらためて、陸奥に勝負を挑む
~海堂vs陸奥九十九~
初めて戦ったときよりも、圧倒的に強くなっていた海堂
海堂も陸奥九十九と同様、証明のために強くなっていたのだ
九十九は
ボルト戦ではわざとレスリングに持ち込んでからマウントで返したり
ジム・ライアン戦では敵の目論見にのったあげくモンスターマシンを壊したりした
海堂もアメリカに渡り「兵」の有名選手と闘い
寝技の有望選手を相手に寝技で闘い、組技主体の総合ファイターとは組技で
たたかったりした
その結果、彼もまた強くなっていたのだ
試合を完成していた龍造寺館長はいいます
海堂には「空(くう)」を求めていた
空とは無ではない
空(くう)とは因果を受け入れ飲み込む事
それが空手の真髄だと言う
因果を読み、受け入れ、飲み込み
崩し、一撃を放つ
ただ、それだけのことです
この時の陸奥はすでに四門を開いていたのだが
四門状態の九十九の攻撃をカウンターしたのだ
海堂は空王になった
空王とは、シャカの異称、というか
世を一切の空と断じた仏陀の尊称である
四門状態の九十九は不破を葬った技朱雀を放つが
これも呑み込み、反撃を加える海堂
虎砲も呑み込み投げで返し
圧倒的強さをみせます
空王とは簡単にいってしまうと
相手の技を全てうけきり、カウンターで相手を倒す技
虎砲も無空波も四神も今の海堂には通用しないのだ
だが、九十九は最後に
四門を超えた死門の状態で、山田から教えられた
力はないがよけきれない蹴りをはなった
海堂の攻撃もヒットしていたので相打ちとなったのだが
死門状態では1の力が10になる
山田の引っ掛け蹴りは大した威力ではなかったが
死門状態の陸奥が放てば、強い一撃になる
両者は倒れたが、陸奥は立ち上がり
陸奥の勝利に終わった
九十九は山田から技を教えられていなかったら
海堂を倒せなかったので
海堂の強さは修羅の門の世界でもトップクラスに成長したようだ
というより、空王が反則すぎる
因果を呑み込みカウンター、この一言であらゆる攻撃をさけ
相手にきつい一発をお見舞いするのでたまらない
虎砲、無空波、朱雀が通用しないのだから
本来であれば、修羅の門の世界の住人である以上
だれも海堂には勝てないのだ
山田の蹴りはイレギュラーだっただけ、そう言ってよいでしょう
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