次藤と佐野を要する 比良戸は
vs南葛戦で本気を出してくる
■キャプテン翼 森崎 中学時代の活躍を振り返る005
次藤はいきなりセンターサークル付近から無謀ともいえる
ロングシュートを放つ
森崎
「なめるなよ 次藤、センターサークルから打ったシュートを
決められるほど、オレは落ちちゃいない」というノリだが
このボールを佐野クンが飛び出してきて
ボールの方向を変えた
隙をつかれた南葛は1点目を許してしまう
森崎
「あ~っ どういうことだ というかこっちの陣地にせめてきたのは
佐野だけだったよな・・・
おめぇら佐野の動きをマークしてなかったのかよ
オレはシュートに備えていたからしょうがないけど
DF陣は何やってんだよ こんなあほみたいなプレイで1点
取られちまったぜ」
※オフサイドになってないということは
オフサイドポジションにいない所から佐野がつっこんできたのに
この体たらく あいかわらず南葛のDFはひどい
そりゃあ、こんなプレイにひっかかったら
次藤君も笑いものにしますわ
翼
「取られたら 取り返すまでだ」とおっしゃいますが
せめてくるのは比良戸中学のほう
次藤君はシュートを放つのですが、これをキャッチした
森崎君のほうがふっとびます
森崎
「みたか、次藤 てめぇのシュートはオレには通用しな・・・
うぉおお 体ごとふっとぶ」
キーパーごとゴールの中につきささったぁ
森崎
「考えても見たら、キャッチさせながらも
オレを吹き飛ばす威力あったんだよな、あいつのシュート
それを受けながら、ほぼ無傷でいられる
オレの肉体的ポテンシャルってめちゃくちゃ高いんじゃね」
「それにみてみろよ、次藤と接触プレイをした
滝と来生は痛がってやがる
シュートを直接受けた俺がぴんぴんしてるのに
あいつら何やってやがるんだ」
みたいに思っていても不思議ではありません
南葛はけが人続出
風は完全に比良戸中学にふいている
次藤はお得意のロングシュートを放つのですが
これは森崎でも軽くキャッチできる威力のシュート
森崎
「よし これなら楽勝だ」みたいに言っているのですが
彼はセンターラインからゴールに届くようなシュートを放てるのです
1点目は佐野へのパスだったのだから、今回も佐野を警戒するべきなのですが
石崎は佐野をスルーする失態をおかす
●実は次藤のシュートはバックスピンをかけた佐野へのパスだった
なにぃ
これで王者南葛は3点目を入れられてしまう
森崎
「1点目と3点目はDF陣悪すぎ、佐野をフリーにするとか何考えてるんだ?
そもそも2点目はオレキャッチできてたからね
しかも無傷で ※点は取られたが」
前半で3-0とかつてないほど追い込まれた南葛
森崎は後半を押さえることができるのか?
~後半戦スタート~
翼が何かよくわからないうちに覚醒して3-2と追い上げる南葛
次藤君はあせって ロングパスをするのですが
さすがに3度目は通用しなかった
石崎はきちんと佐野をマークしていたし
森崎は佐野のシュートをがっちりキャッチ
石崎
「みたか おれたちには同じ手は2度と通用しないのよ!!」
とおっしゃっていたのですが
ロングパス作戦はすでに2回南葛に通用していました
3度目を防いだだけです
その後、森崎の活躍に期待がかかったのですが
またしても、翼のドライブシュートが活躍して
結局4-3で南葛の勝利に終わった
~続く~