前回のあらすじ
大吾を信じる田代は2番ライトで
レギュラーとして起用する
そして、大吾はまぐれのバントを決めた
■メジャーセカンド 弟25話 アンディより活躍する大吾
牽制にすぐ気づかなかった大吾は
いきなりファーストとセカンドに挟まれてしまいました。
そして、1塁と2塁の間を、いったりきたりして
タッチを逃れようとしていたら
3塁ランナーがアグレッシブな走塁を見せ
なんとかセーフに
あっという間に1点を先取しました。
この場合、打点?になるかエラーになるか
わかりませんが、とにかく大吾が基点となり
1点を先取したことにかわりはありません。
そして、当の大吾君はホームがセーフになったのに
二塁へ進塁していませんでした。
●ナイラン、ナイラン!とテンションを上げながら
自分は全然ナイランじゃなかった、大吾君
ガッツポーズにツッコミがはいります。
そして、3番 ピッチャー卜部は
軽くセンター前へヒットを打ちます。
よっしゃあセンター前!!
しかし、大吾は走塁が間に合わず、アウトになってしまいました
よくマンガではセンターゴロゲッツーとかいう
不思議な事が起こりえるので
普通にセンターゴロでアウトになるくらいなら
普通と言えば普通です。
ですが、せっかくのヒットを無駄にされた
卜部君は、睦子ちゃんにいいとこが見せられなかったためか
ご立腹です。
卜部
「野球センスがねーんだよ、気づけよ
今ので足ぐねったとか言って、ベンチに下がって、くんねーかな
コネ野君。
これ以上チームに迷惑かける前にさぁー!」
と、まだ1回の表だっていうのに
いくらなんでもチームメイトに厳しすぎるだろ、卜部
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仮にですよ、仮に大吾が普通にバントを決めていたら
1アウト2塁(2塁には木村)
そして、卜部がセンター前ヒットを打って
1塁(1塁には卜部)、木村がホームに還って
1点を先取する形になります。
ですから、ミスした言うても、結果的には
ほとんど迷惑をかけていませんからね。
卜部君、大吾の交代はいくらなんでも早すぎますよ。
●大吾はアウトになったとは言え
当初の予定通りの結果だからね。
野球センスがねーんだよ!!は言いすぎやで卜部君
こんな事言われて、テンションを下げた大吾
睦子ちゃんも普段より心配そうな表情で
大吾を見つめます。
そして、期待のプレイヤー
4番キャッチャーアンディ
確実に、ドカペンだと山田ポジな彼ですから
打撃には期待が持てます。
しかし、普通にピッチャーライナーで
アウト、スリーアウトになりました。
そして、卜部君にちょっと言われただけで
へこんでる大吾は、睦子が伝令に来ただけで
自分は交代になると思っていました。
大吾
「俺・・・あんなミスいっぱいやらかしたから
佐倉と交代すると思った」
みたいな雰囲気でしたが
いくらなんでも、睦子ちゃんと交代はないと思いますよ
だって、睦子ちゃん、野球やりはじめたの
つい数日前ですよ!!
僕が監督だとしても、睦子ちゃんよりも
前々からドルフィンズで頑張っていた
控えの2人を採用しますよ
この発言を控えの2人が聞いてたら
ショックを受けていたと思います。
控えの2人
「大吾基準でいくと、俺ら入団したての女の子より微妙なの?
卜部も失礼だけど、大吾も大概だよな・・・」
とか思ったに違いありません。
大吾君も、もう少しチームメイトを気遣ってあげてよね・・・
そして、睦子ちゃんに激励された大吾は
もう一度気合を入れなおして頑張ります。
もう走塁でポカはしないようにね
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