天才ゴールキーパー若林は
ヨーロッパ遠征第1戦で
全日本ジュニアユースと対戦することになる
■キャプテン翼 若林 ハンブルグでの戦い
日向
「おれには 打倒大空翼という目標とともに
もうひとつの目標がある
それは若林 おまえから ゴールを
ペナルティエリア外からのゴールを奪うことだ」
若林
「日向 気合はいってるな
お前はペナルティーエリア外からゴールを奪う宣言をした
よく覚えておくぜ
だが、はっきりいって 翼のいない全日本
おまえたちに100パーセント勝ち目はないぜ!!」
これにぶちきれた日向は若林の手をはらっていった
そして試合開始
日向はペナルティエリア外からいきなりタイガーショットを放つ
このボールはゴールポストに直撃
貴重なボールが破裂することになる
見上監督
「若林が反応できなかった?まじで?
おれが精魂こめて育ててきた若林が!!!?
森崎でも止めることができた
タイガーショットに反応できなかっただと・・・悪夢ならさめてくれ・・・
いや、違うな 森崎と若林は違う
ちゃんとポストにあたることを予測していたんだよな」
森崎
「かんとくさんよぉ、実はおれも1本目の日向のタイガーショットは
ポストにあたるとおもってたんですよ まじで」
2本目は森崎では一歩も動けなかった
新田のハヤブサシュート
ノーマークで打たせたら、誰も防げなかった
新田の技がまるで通用しない
全日本3本目のシュートは早田の
カミソリシュート
若林はこれを難なくキャッチ
●なめすぎだぜ どこの誰かわからねぇあんちゃんよぉ
ただ曲がるだけのボールで、オレからゴール奪えるわけねぇだろ
4本目は松山の北国シュート
松山
「はぁ?おれのシュートはイーグルショットじゃなかったのかよ
最初は北国シュートとかよばれてたのかよ・・・だせぇ」
このボールも若林はがっちりきゃっち
ここまで4本の必殺シュートを止めます
さすが、ハンブルグの正GK 若林源三
5本目も必殺シュート スカイラブハリケーン
空中からたたきつけるような強烈なヘディングだが
これも難なくキャッチしている
まったくすきのない鉄壁の守り これがSGGKだ
点をとられまくりあせる日向は
ボールが腹にあたっただけできれまくっていた
日向
「シュナイダー おまえ わざとオレの腹を狙いやがったな」
森崎
「あぁーん?おまえ昔 おれの顔面めがけてシュート撃って来たよな
それなのに、たかが腹にボールあてられただけで
そんなこと言うのかよ」
若林
「おまえの口からそんな言葉をきくとは思わなかったぜ
おれのいない日本での3年間でずいぶんいいこちゃんになったじゃないか 日向よ
サッカーは格闘技のはずだぜ 日向小次郎」
※正論を言われた日向は何も言い返せなかった
ここまでいわれちまったら、若林から1点とってだまらせるしかない
日向は完全なタイガーショットを放つ
だが、若林はこれをキャッチ
その後、その後、全日本キーパー 若島津と森崎は5失点を喫することになる
現在5-0 もう全日本ジュニアユースに勝ち目はない
日向は最初、ペナルティエリアの外から
点を取るといきまいていたが
それが不可能とみるや、至近距離から思い切り
タイガーショットを放つ
完全に棒立ち、日向のシュートはゴールネットを軽くつきやぶる威力だった
若林
「逃げたな
てっきりペナルティーエリア外からうってくると思ったが
みっともないぜ日向
おまえはたかが1点のために おれとの勝負をさけたんだ
どうみても勝ち目がないのに たかが1点をそれまでして
ほしかったのか 日向ぁ!!」
若林はいいたい放題、ゴールを奪われたのにもかかわらず
言いたい放題だ
最初は、若林・・・ネットをつきやぶるシュートだからガチで
反応できなかったんやな・・・それでこの失態をごまかそうとして
みたいに思ったのですが
日向は試合前に、ペナルティエリア外からゴールを奪うからな
宣言をしていた
男と男の約束をやぶった日向に対して、辛らつになるのも当然だなと
思いました。
その後ガチの格闘技を行う若林と日向
日向はキャプテンマークをおいて、全日本ジュニアユースを離脱した